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いわなの日記 2015年11月1日〜12月31日

◆2015年9月1日〜10月31日



2015年12月31日(木)
 読み聞かせは脳の発育にいいそうだ。
U泉雄一ラジオより、ゲストのT田先生のことば。子どもにできるだけたくさん、本の読み聞かせをしてあげると、知的レベルの高い子が育つと聞いて、ふと、認知症にもいいのではと思いつく。大人だって、読み聞かせ効果は絶対にあるはずだ。

2015年12月30日(水)
 片づけコンサルタントのKんまりさん。
自分の心が「きゅん」とときめくものだけを求めて生きる。外側の成功とか、他人への見栄は関係なし。私もKんまり流で衣類を片づけようとしたものの、心が「きゅん」とするかしないのかわからくなり、中途半端に終わった。「一日一片づけ」でいいから、また、やってみよう。

2015年12月29日(火)
 年賀状終了。
無料素材の中に、シンプルでセンスのいいデザインを見つけ、それを使って、年賀状の体裁を整え、印刷し、住所を書き、ポストに投函。結局三日つぶれた。年の暮れの貴重な三日間、毎年何とかならないかと思うが、ならないなあ〜。

2015年12月28日(月)
 D蜜さん、お見事。
ライバル意識満載のH本マナミ嬢の「セクシーさでは負けません」に「お譲りします」と切り返した。何てシンプルな答えだろう。相手はもうぐうの音も出ない。「一番怖いのは自分自身の慢心」と付け加えたD蜜さま、さすがです。

2015年12月27日(日)
 退職金をもらったら…。
「1年間は寝かせろ」とテレビで聞く。今までもらっていたお給料と桁違いの大金を手にして、舞い上がったところに、間髪入れず、あの人がやって来る(電話の場合も)。舞い上がった時に行動するのはよくない。あの人とはもちろん、G行さん。退職金、G行さんの電話攻勢に耐えながら、ずっとほったらかしにしているけど、それでよかったと知る。

2015年12月26日(土)
 ホリスティックヘルス塾
ずっと楽しみにしていた。基本を学べてよかった。患者を病気や障害を持つ壊れた人と考えるのでなく、このままで完全な人だと考える。生物にはもともと自己治癒力が備わっている。自分の自己治癒力を信じ、呼吸、食事、笑い、感動、感謝、リラックス、音楽、瞑想、香り、散歩、できることをする。日々の生活の中に創意工夫をする。それはまさにアートの域かも。こういう話を聞くと、心が落ち着く。

2015年12月25日(金)
 大人になるとはどういうことか。
ある人の「感謝できること」という答えに納得。感謝できるのは視野が広いから文句ばっかり言ってる間はガキなんだ。ガキは視野が狭い。自分の利しか見ていない。視野を広く持つと、今、生かされていることに感謝できる。大人になるとは視野を広げることだった。

2015年12月24日(木)
 ハープで「きよしこの夜」を初演奏した。
とハープの先生に言ったら、「きよしこの夜」の別バージョンを教えてくれる。左手の伴奏を変えるだけで別バージョンになり、よりゴージャスになる。来年のクリスマスは、いろんなバージョンを演奏できるように。

2015年12月23日(水)
 リーズニング力。
語彙力と合わせて、英文読解力のカギ。よい英文は、エッセイにしろ、小説にしろ、前後が関連し合って、見事な論理の流れができている。「読み込む」とは、その流れを発見すること。単語の意味はわかっても、一文一文は訳せても、その英文全体を貫いている論理が見えないと、文脈を見失う。論理の流れ、文脈が読めれば、読むのも楽しくなる。リーズニング力をつけるには、完璧に内容がわかった英文を感情を込めて音読する。

2015年12月22日(火)
 NHK WorldToday Newsroom Tokyo
NHKの英語ニュース番組。挑むようなCNN英語に比べ、キャスターの二人も落ち着いた口調で、英語は聞きやすい。世界情勢に強くなるために、少しずつでも聞いてみよう。(月)〜(金)8:00〜8:45 p.m.。

2015年12月21日(月)
 NHKビジネス英語の聞き方を変更。
ビニエットと呼ばれる会話を:1.メモ取しつつ逐語訳、2.語句解説聞く、3.全文ディクテーション、4.英語を同時通訳、5.日本語→英語の再現。変更点は、3.の全文ディクテを入れたこと。細かい of、at や語尾の s にまでこだわる。

2015年12月20日(日)
 せめて『ニューヨーク・タイムズ』の一面と社説は読め。
と、留学中に教授から言われたと聞き、せめて、週一回発行の『ニューヨーク・タイムズ・ウィークリー・レビュー』の一面と社説は読もうと思いつく。日曜日の朝、コーヒーを片手に英字新聞を読むというかっこいい姿を想定するも、つい、だらだらとテレビの誘惑に負ける。テレビもわかりやすくていい時もあるが…。

2015年12月19日(土)
 これからの人生の3本柱。
1.英語、2.Hメオパシー、3.ハープ。少しずつ形が見えてきた。この3本柱を極めると言っても、ひとつひとつがとてつもなく時間がかかり、時間が足りない。でも、仕事をしていた時との違いは、時間が過ぎるのは速くても、充実していること。

2015年12月18日(金)
 受験の季節。
センター試験を約40日後に控えて「やる気が出ない」と言う受験生に対するビリギャル著者、T田先生の答えが秀逸。「今はセンターの過去問数十年分を10回回しする時期。自分はのろまな亀だと思って、ここぞとばかりラストスパートをかけて、必死で前を走るウサギたちに追いつく時」。これではっとした。頭が動かない、やる気が出ないと嘆く暇があれば、その時こそ、覚悟を決めてがんばる。

2015年12月17日(木)
 ハープレッスン代を一部払い戻してもらう。
自前のハープを持っているのに、レンタル代を払っていた。最近になって気づき、ダメモトで申し出たら、いろいろやり取りはあったけど、結局、払い戻してもらえた。私にしてはよくがんばった。いつも気づくのが遅いけど、遅れても粘り強く交渉する根性はある。

2015年12月16日(水)
 Rベル翻訳セミナーへ。
全8回、行けたの5回。東京まで大変だったが、最後の回で、主催者のていねいな説明を聞いているうち、翻訳への愛が伝わり、はっとする。翻訳は儲からないし、手間暇かかる職人芸のような仕事。西陣織とか輪島塗のような伝統芸を彷彿とさせるのような。それでも、裾野を広げようと努力するのは、本への愛があるから。愛は伝わり、人を動かす。感動し、帰りの新幹線で、G・グリーンの The Third Man (邦題:『第三の男』)を一気に読む。

2015年12月15日(火)
 しょうもないミスの連発。
電車の乗るホームを間違えたり、ファーストフード店のカウンターで他の人のトレイを取ろうとしたり…。以前の私なら落ち込むところ、今の私は、落ち込んでも仕方ない、もうあきらめなはれの境地。あきらめると、意外に気分いい。

2015年12月14日(月)
 マジシャンのM氏。
学童保育で、子どもたちにたっぷりマジシャンを披露して座が盛り上がった後、子どもの一人に「そんなに年取ったら、もう男も女も区別ないやろ」と言われたそう。少し傷ついておられた。これだから子どもは苦手だ。でも、ここで怯まず、言い返すことができれば、子どもへの苦手意識を克服できるかも。

2015年12月13日(日)
 ハープ演奏を初披露。
学童保育に通うちびっ子たちの前で、三日間練習した「きよしこの夜」を演奏、不覚にも一ヶ所ミスをするも、楽しかった。やる前はものすごい不安、でも何とかなるものだ。Pチさんのクリスマス小咄をアレンジし、小咄もする。

2015年12月12日(土)
 リンパケアセミナーへ。
筋肉の緊張を解きほぐすことで身体の調子を整える。膝の筋肉をゆるめる施術をしてもらったら、足がふわっと軽くなり痛みがなくなった。セルフケアだから自分でできるのが嬉しい。「がんばらないで、気が向いた時に、ゆるゆるやりなさい」と言われる。やってるのに成果が出ない人は、たいてい力を入れ過ぎらしい。

2015年12月11日(金)
 酵素玄米が身体に良いと聞き。
一度食べてみたいと思っていたら、はい元気サロンという酵素玄米レストランを発見。日替わり玄米プレートが850円とお手頃。酵素玄米はおかずがいらないくらい美味しいと聞いていたので、楽しみだった。モチモチと噛み応えがある。おかずも美味しかった。おかずはあった方がいい。最寄駅は地下鉄本町、御堂筋を挟んで難波神社の向い。営業時間は11:00〜18:00。ここは老舗らしい。

2015年12月10日(木)
 秋の初めに買ったキンセンカ。
確か、一鉢90円くらいだったと思う。一輪、また一輪と花が開き、今も一輪開き、二つ蕾がついている。キンセンカの別名はカレンデュラ、カレンダーの語源で、一年中花が咲くところから名づけられたそうだ。いい買い物をした。

2015年12月9日(水)
 冬晴れの昼下がり。
焼き立ての秋刀魚を食べた。大ぶりの秋刀魚にたっぷりの大根おろし。平和だなあ〜。生まれた時から一度も平和を感じたことがないと言っていた、20代のシリアの女性を思い出す。

2015年12月8日(火)
 ボランティア通訳のレベルチェックへ。
本格的な通訳テストだった。難しくてびっくりぽん。自己採点では84点。前日に単語リストを作り、予想される内容を音読練習したことを自分で評価。準備してなかったら、ボロボロだったろう。これ以上思いつかないくらい念入りに準備したのに、数年前に比べ、口が動かない。老いの坂道は下り坂。ならば若い時の数倍の努力をしよう。時間はたっぷりある、焦らずに。

2015年12月7日(月)
 Hメオパシーのクラスメート、I 崎さんが亡くなられた。
10月9日(金)、Sルカー先生のセッションを受けてレメディを決め、11日(日)早朝に息を引き取ったそうだ。レメディは間に合わなかった。病院の医療を受けず、これはと思った民間療法を受け、Hメオパシーもそのひとつだった。8月に会った時は、痩せたなとは思ったが元気そうだった。

 最後の10日間はご飯を食べられなかったが、亡くなる二日前、京都のS川庵で苦い緑茶を飲み、Sルカー先生を待ったそう。京都好きな人だったから、京都のお寺で緑茶を飲んで、Sルカー先生にも会えてよかった。見事な生き方だった。人の一生は寿命の長さではない、自分で納得した人生かどうかだ。もう少し、Sルカー先生との出会いが早ければとも思うが…。もっと会いたかった。

2015年12月6日(日)
 Hメオパシーの祖、H−ネマンによると。
病気の源のひとつは「足りない」と思うことだそう。足りないと思うから、欲望が芽ばえ、ストレスとなり、健康が損なわれる。「足りてる」と思うことが健康への道。仕事をしている時、いつも時間が「足りず」、焦っていた。だから不健康だった。今も膝痛とかいろいろ症状があるけど、いちいち治そうと焦らず、「今のままで足りている」と思い、感謝する方が、治癒に向かう気がする。

2015年12月5日(土)
 R・B・パーカーの「スペンサー・シリーズ」。
『初秋』で心惹かれ、『晩秋』に進み、いっそのことシリーズ全部(40冊ある!)読んでみようと思い立ち、シリーズ最初の『ゴッドウルフの行方』を注文。ビターチョコ・ドーナツを食べながら読みたい。スペンサー・シリーズを読んでいると、秋の深まりと共に、心も深まる気がする。

2015年12月4日(金)
 11月を振り返ってみると。
心が深いところに落ち着き、実り多かった。きっかけは人との出会いだ。優れた通訳者、Mリさん、H美さんの通訳ぶりが見られ、ご本人とも話ができたこと。ミステリー読書会でR・B・パーカーのスペンサー・シリーズを知ったこと。『ルポ最底辺』の著者、I 田武志氏の話を聞いたこと。久々にボランティア通訳をやり、やりがいを思い出したこと。

2015年12月3日(木)
 昨日の続き。
H美さんを見習い、私も国際セミナーの講師だったSルカー氏の本、Just You See を毎日(できれば毎朝)、30分を目標に音読することにする。Sルカー先生がそばにいるようで安心できるし、英語も勉強できる。ついでに単語リストも作ろう。基本単語は覚えてしまう方が楽だ。やっぱり私は頑張るのが好き。でもこれからは誰かと張り合うのでなく、頑張るを楽しむ。ここも参考。

2015年12月2日(水)
 Hメオパシーの国際セミナーで素晴らしい通訳をしたH美さん。
毎朝5時にスカイプを使って、Hメオパシーの辞書に当たるKントのMテリア・メディカの有志による読み合わせ会をやっていたと知る。ただ、読み合わせをするだけと思うかもしれないが、とんでもない。この地道な努力が(それだけじゃないけど)見事な通訳に実を結んだ。

2015年12月1日(火)
 久々に仕事していた時のことを思い出した。
評価主義が定着し、成果を奪おうと小細工が当たり前に横行する中、どんな結果が出ようとも動じず、自分のスタイルを貫かれていた I 藤氏。自分のスタイルを貫くのがどれほど偉大か、今改めて思う。私も自分にできる最大限のことをして、堂々としてればよかった。たとえ、結果が出なくても、笑い飛ばせばよかった。何をビクビクして、臆病になって、卑屈になって、あほやわ〜。

2015年11月30日(月)
 障害は不便だけど、不幸ではありません。
とは誰のことばだったか…。膝が不調な時、実感するのがこのことば。膝が不調だと、行動の制限があって不便だけど、それなりに平穏に暮らしている。不幸だと思ったことは一度もない。見た目で勝手に判断して、「あの人不幸」と決めつけるのがいかに愚かかわかる。膝は不調でもこんなにも自由です。

2015年11月29日(日)
 退職してから半年余り。
退職直前の働きぶりを振り返ってみると、我ながらあっぱれだったなあ。よくあんなにがんばれた。まあ、意地もあったかな。でも意地とプライドで、がんばれた。渦中にいる時は惨めで苦しかったけど、今しみじみ、あの時、全力でがんばってよかったと思う。

 今、冷静になって、いろんなからくりや小細工が見えてきた。当時は周りが見えず、謎だらけ。ただがむしゃらに、思いつく全てのことをやり、成果出ず、空回りで終わった。でも、あの時の頑張りが今の自分を支える。

2015年11月28日(土)
 10月のHメオパシー国際セミナー。
講師のSルカー氏の魔法のような診断を支えているのも、膨大なデータベースと気づく。小説やテレビドラマからも症例は取れる。決めつけず、ありのままのその人の姿を見る。経験がものをいうのはそういうところ。私の場合、経験がものを言わなくなって仕事を辞めざるを得なかった。いつの間にか、心を閉じ、観察することを忘れていた。

2015年11月27日(金)
 会っただけで、その人の脳が見える。
と脳医学者のT靖之先生。脳について膨大なデータベースがあると言う。脳の話が好きな私も、それなりに脳が見えるようになった。年齢にかかわらず若々しい脳を保つには:身体を動かす、知的好奇心、コミュニケーション、感謝と思いやり、おしゃれ、音楽、笑い。身だしなみに気をつけ、おしゃれをし、面白そうと思ったら出かけよう。

2015年11月26日(木)
 急に寒くなった。
待ってました、にゃんガルーパーカーの季節。ひと目見て気に入り、注文したのはまだ暑い夏の盛りだった。寒くなるのを待ち、いよいよ着用。猫との一体感があるということだが、意外に猫は喜ばず、距離感あり。でも焦らずに、これから部屋着として着る。猫がいなくても暖かいし〜。

2015年11月25日(水)
 子どもを天才に育てたかったら。
赤ちゃんの時から、絵本の読み聞かせをしてやるとよいとビリギャルのT田先生。目指すは一万時間だそうだ。読み聞かせによって音と絵がつながり、文字を見るだけでイメージが豊かに思い浮かぶようになる。ただし、感情を込めて読むこと。

 同じことが音読にも言える。ただし、感情を込めて、目の前のリスナーに(実際にはいなくても、いるかのように)訴えるような気持ちで読む。内容が理解できた英文を心を込めて読むということやな。読む時もアウトプットを意識したインプットを心がける。

2015年11月24日(火)
 大阪W戦結果。
維新が勝利。大阪の民意がわからない。現状を変えてくれそうな人に票が集まったということか。今のままは嫌だという現状否定の不満が渦巻いている。現状が変わるなら、悪くなってもいいという、賭けのような気持ちなのか。F井聡氏によると、大阪都構想は、大阪人の東京コンプレックスを刺激すると言う。

2015年11月23日(月)
 A Very Happy Brain.
アメリカの開業医、アミット・ソッド博士が説く幸せ脳の作り方。うつと恐怖から解放し、幸せ脳になるためには、安らぎと感謝で自分を満たす。大いなる喜びは深い思いやりと満たされた愛情から来る。自分の幸せを追い求めるより、有意義で、独創的で、利他的な行動に忙しい方が脳は幸せになれる。納得だ。

2015年11月22日(日)
 「子どもは自分が幸せになることだけ考えたらええ」。
「子どもが幸せになることが親の一番の願いやから」。TVドラマ「釣りバカ日誌」より、スーさんのせりふに衝撃を受ける。遠い昔、「私にも幸せになる権利がある」と親に訴えた時、「みんなが幸せになる権利がある。みんなが幸せになる道を考えよう」と言われたことを思い出す。親の意見は正しいように聞こえたが、腑に落ちず、ずっとひっかかっていた。私の親は私だけが幸せになることを許さなかった。

2015年11月21日(土)
 新幹線から富士山が見れず。
月に2回、大阪から東京に行く機会があるが、まだ富士山が撮影できない。分厚い雲に邪魔される。先週、新幹線に乗った時、「晴れていたら、12時26分に見えますよ」と客室販売係にお姉さんに言われる。12時26分、スマホを構えて待っていたら、一瞬、富士山らしき灰色の断片が通過した。微妙だ。新大阪発が10時37分だったから、1時間49分後に車窓から見えるらしい。

2015年11月20日(金)
 多読多聴について。
単に原書を読むだけとか、英語音声を聞き流しているだけでは、力は伸びない。わけわからないものを何度繰り返し読んでもだめ。1回目に読んだ時にわからなかった箇所を2回目に潰していくから力が伸びる。聴くのも同じ。N高英語教師、K村先生のブログより

 そうだよなあ〜。実は私もよくわかってなかった。いくら英文を読んでもちっとも蓄積されない心もとない感じがつきまとっていた。今年は退職したおかげで、時間に余裕が出て、去年とは違う濃さで読んでいる。

2015年11月19日(木)
 今後の目標。
80歳現役通訳を目指す。もう年だし、引退して余生を送ろうと思っていた。でも、身体が動く限りは現役でいようと思い直す。ボランティア通訳はボランティア団体のご好意に甘えて、お呼びがかからなくなるまで続ける。翻訳はミステリー本を一冊訳すことを目標にする。

2015年11月18日(水)
 英語力が衰えた理由。
ネットの便利さも仇になっている。わからない単語はすぐに調べられるから、ネットで単語の意味を引きながら英語を読むようになった。すると、辞書を引かずに意味を推測するというような面倒くさいことをするのが嫌になった。楽な方へ、楽な方へと脳は流れる。鍛えないと、いざ本番という時に力が出ない。今回の通訳で痛感した。このまま衰えるにまかすか、鍛え直すか…。やっぱ、鍛え直す。茨の道だけど、やっぱ、こっちの道を行く。

2015年11月17日(火)
 精神科医の高橋幸枝先生。
99歳で現役の医者。見た目も若々しくて、頭も明晰で。前向きな心と、曇りもないことばが清々しい。元気もらうわ〜。98歳でカップ焼きそばデビューというのがかわいい。ここも参照。

2015年11月16日(月)
 なぜ英語力が衰えたのか。
負荷をかけなくなっている。負荷をかけないと、脳はさぼる。そう言えば、わからない単語はすぐ辞書を引くし、英語ドラマを見ても、聞き取れないと、ずぐ字幕を見る。何をするにしろ、面倒くさいと思うことが多くなってきた。英語力と言うより、脳力が衰えている。脳はさぼるのが好きだ。でも鍛えられるのも好きなはず。ただし、苦行でなく、気長に楽しく鍛えよう。

2015年11月15日(日)
 アジア・アフリカ留学生のフィールドワークの随行通訳。
日雇い労働者の町、Kヶ崎地区を歩く。通訳の出来としては64点。鼻炎と風邪でハンデがあるのは百歩譲るとして、それにしてもスムーズに訳が出てこず、今までで最悪の出来。最後の討論で少し持ち直した。プロ通訳者のMリさんに「全力で自分の全てをぶつけろ」と励まされ、自分の全てをぶつけたつもりがこれ。訳すのが面倒くさいと思うようになり、訳出力も衰えた。

2015年11月14日(土)
 久々に通訳練習。
あまりにも久しぶり過ぎて、単語の意味調べで爆睡し、資料読みで更に熟睡する体たらくだったが、実際に練習を始めると、さすがに目が覚め、調子が戻って来た。頭も舌も筋肉と同じ、使わないと衰えるが、使うと戻る。日→英は何とかなりそうだ。問題は英→日の聞き取り。どうしても聴く力が弱い。練習の仕方が甘いのか。

2015年11月13日(金)
 一日最低3時間は何かに打ち込む。
すると気持ちが落ち着く。自分の身体のリズムなんだろうけど、だらだらするだけだと、落ち着きを無くし、うつになる。読書だけでもだめ。英語をひたすらに訳すとか、NHKラジオ講座に集中するとか、単語調べをするとか。今日は3時間半、今度行くボランティア通訳用の単語調べをして、やっとうつ脱出、お腹に力が戻り、気持ちも落ち着いた。

2015年11月12日(木)
 上機嫌力。
何があろうとも上機嫌でいられる力。忘れていた。昨日は、久々にフラバや罪悪感に襲われ、うつに入り、気持ちが沈んでいたが、「上機嫌力」ということばひとつで復活する。脳科学者のM木健一郎氏や教育評論家のS藤孝氏が唱えているもの。忘れないようにしよう。

2015年11月11日(水)
 出版翻訳家、H田詩津子さんインタビュー。
参考になった。原書一冊読み通す力がないと翻訳家にはなれない。考えてみれば当たり前やなあ。暇な時はとにかく本を読む、月に一冊原書読了、読んだら書評を書く、映画もたくさん見て耳も鍛えるなど、基本的心構えを教えてもらう。

2015年11月10日(火)
 外で飲むコーヒーが美味しい。
それに比べ、家で自分で煎れて飲むコーヒーは出がらしのお茶ように薄い。ずっと不思議だったが、蒸らす時間が短いとわかる。苛チな性分なので、お湯を入れても十分に待てなかった。もっと、ゆったり待って、蒸らすとよいと知る。

2015年11月9日(月)
 M山智浩の映画塾
すごいボリュームだ。これだけの映画解説が全部無料とは。M山氏の語り口は熱く、映画評論家、淀川長治氏を彷彿とさせる。M山氏と言えば、アメリカ文化や英単語に精通している人とのイメージがあったが、映画の知識もすごい。

2015年11月8日(日)
 久しぶりの休日。
いつも何やかや、やることがあって、今日は久しぶりにゆっくりできるはずなのに、また、あれもやらな、これもやらな癖が出ている。K屋ぢんさんの「全力でだらだらしよう」に気が抜ける。そうだったよなあ〜。

2015年11月7日(土)
 念願のケルティックハープを買った。
私としては、大きな買い物。でも退職記念と思い、えいやっと買った。既にイメージの中では、ハープを弾きこなす優雅な我が姿。でもイメージだけ。イメトレも大事だが、現実に練習せな。クリスマスまでには「きよしこの夜」が弾けることを目指す。

2015年11月6日(金)
 翻訳を生業としている人は日々どのように過ごしているのか。
ブログやツィッターをチェックしてみようと思いつく。まずはビジネス書や自己啓発書を多数翻訳しているU原裕美子さん。一日に訳す量が英語12枚とか(多分A4)すごすぎる。たまにならいいけど、これが日常というのはすごい。

2015年11月5日(木)
 翻訳家の年収120万円時代。
三ヶ月かけて一冊訳して30万円を切ると言う。本業としては生きていけないレベルの低さ。副業かボランティアしてやれば楽しく生きれそうだ。好きなことで生きていくのがこれほど大変とは…。原因は本が売れなくなったこと。SFの翻訳本が売れないらしい。ビジネス書や自己啓発書はたくさん翻訳書が出ているように見える。

2015年11月4日(水)
 ひたすらに英→日、日→英。
一冊の基本文例集を繰り返しやり、覚え込むやることによって、中二で英検二級に合格した中学生がいる。N高校の英語の先生K村氏のブログより。そこではっとひらめく。読みこなせず停滞していた雑誌タイムもひたすらに英→日、日→英をやればいいんだ。但し、タイムの日本語版がないので、ここの抄訳を利用。それか、英→英(リプロダクション)を繰り返しやり、英文を覚えてしまうというのを思いつく。全部は膨大だから、一部でもね。

2015年11月3日(火)
 Rベロ出版の翻訳セミナーへ。
講師はサイエンス本翻訳の第一人者、S籐隆央氏。人柄のいい人で、正直に翻訳の実情を語ってくれる。翻訳と調査は4対6で調査のにかける時間の方が多いとのこと。地道な目に見えない苦労が好きでないと務まらない。その分野で5本の指に入る翻訳の腕を目指せという。まるでオリンピック候補を目指せみたいなもん。それでも収入は厳しいらしい。

2015年11月2日(月)
 昨日の続き。
印象的だったコンテスト出場者の中に、女子高の先生がいた。しっかり調査しているし、話も面白い。ただ早口。早口でぱあっとしゃべると、聴く方はその時「へえ〜」と思うだけで、内容が頭に残らない。とても面白かったのに惜しい(と言っても2位優勝)。

 ひとつ言ったら、一息ついて、相手に受け止める時間を与えること。とつとつとしゃべる先生が人気が高いのは、とつとつのリズムだと聴く方も余裕が持てるから。特に新しい知識を伝授する時、早口でしゃべるのは罪なのだ。と言いつつ、早口だったなあ〜、私。

2015年11月1日(日)
 セミナーコンテストへ。
と言っても出場しわけではなく聴衆として聴きに行った。セミナー講師の一番の悩みは、聴衆がセミナーを聴いた後実践しないことだそう。聴いた後行動に移せなければ、どんないい話も「ああ、面白かった」で終わる。

 聴いただけではなぜ実践できないんだろう。ひとつヒントかなあと思ったのは、脳に障害を負った娘に、スプーンを口に運ぶ動作を千回繰り返しやってみせて覚えさせたというI 本武徳(去年のブランプリ優勝者)の話。娘は奇跡的に回復し、今やふつうの子だそうだ。やっぱ、繰り返しこそ愛なのか。

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